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「新刊 人財関連・ビジネス教養 最新書籍ガイド」2016/01/20

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<2016/01/13号 2016/01/20号 2016/01/27号>    
 

 毎週1回水曜日に、エデュケのこのコーナーにて、平田周先生監修のもと直近発売された新刊書の中から人財関連、ビジネス教養に関するものを各10冊ずつとピックアップした1冊選んでご紹介しております。 経営・人事・人材開発・育成・研修担当者の方々や教育機関・コンサルタントの方々は ぜひ毎週チェックして情報収集にご活用ください。

 また気になる本をこのページの下でその場で購入もできますように「amazon」にリンクを貼っています。なお、研修総合サイト「エデュケ(R)」を貴社の人事、研修サイトにリンクを張って ご利用いただくことも許可いたします。ご入り用の企業様にはバナーを提供させていただきます。お問い合わせください。

『「地球人財」がグローバル時代を勝ち抜く』――日本発、世界に飛躍

人材関連書籍


巻頭対談 出でよ!育てよ!日本発グローバルリーダー
                    高津尚志×古森剛
第1章 「地球人財」とは何か?
第2章 価値観を伝えよ! - コミュニケーション力
第3章 “地球的”であれ! - リーダーシップ力・イノベーション力
第4章 真のグローバル化に必要な学習とは?
巻末特別インタビュー
    日本の課題としての英語とイノベーション
     - 社会と組織、個人がなすべきことは? 竹中平蔵

国際ビジネスコミュニケーション協会編 ダイヤモンド社
2015/12 207pp 1500円+税 9784-478067765

 

 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会は、「人と企業の国際化の推進」を基本理念として、グローバル人材育成を支援する事業活動を行っており、その一環として、2012年よりグローバル人材をとりまく課題をテーマにゲストスピーカーを交えた学ぶ場「地球人財創出会議」を開催している。当書籍はこれまでの地球人財創出会議の内容を出版したものである。

 高津尚志(IMD北東アジア代表)、古森剛(CORESCO代表取締役ほか)、大久保幸夫(リクルートワークス研究所所長)、迫田雷蔵(蠧立製作所中国アジア人財本部長)、糸木公廣(シンクグローブ・コンサルティング代表)、有沢正人(カゴメ蠎更毀魄経営企画本部人事部長)、ドミニク・テュルパン(IMD学長)、田口佳史(東洋と西洋の知の融合研究所理事長ほか)、西口尚宏(一般社団法人Japan Innovation Network専務理事)、和光貴俊(三菱商事蠖融部部付部長)、伊藤健志(立命館アジア太平洋大学学長室課長)、シュロモ・ベンハー(IMD教授)、古澤哲也(マーサージャパン蠢反ァ人事変革コンサルティングプリンシパル)が、それぞれの章で対談を行っている。巻末特別インタビューは竹中平蔵(慶應義塾大学総合政策学部教授)となっている。

 対談なので、まとまった理論や主張というのではなく、さまざまなことが語られている。
全体的には、グローバル人材の重要性、グローバル人材をどのように育てるか、グローバルリーダーの役割などが話題の中心となっている。イノベーションとダイバーシティというキーワードが目立つ。しかし、随所に、そのような人財の活躍や成長を阻む現実が述べられている。日本的経営や、企業の風土、旧態依然の経営陣の姿勢などが障害とされる。

「多くの企業がグローバル人材を求めているが、現在の幹部やボードメンバーはグローバル人材と言えるような人物なのか」と竹中平蔵氏は指摘している。「結局、トップや経営陣の気持ちや覚悟が示されない限り、なかなか従業員は動いてくれない」(有沢正人カゴメ人事部長)。

 日立製作所では、中西宏明社長が率先して、イノベーション、グローバル、トランスフォーメーションの3つを柱に、事業を進めている。人財部門では、自らが「ワールドクラスの人財部門となる」をミッションとしてかかげ、グローバル人材の育成にあたっている。そして課題として、次の3つをかかげる。
(1) グループ・グローバルな人財マネジメントへの移行
(2) 日本の組織文化変革
(3) 人財部門の役割変革

 2015年の実行テーマ
・グローバル人財データベースの活用
・グローバルプロセスとポリシーの浸透
・グローバルHRガバナンス
・スケールメリットの極大化
・変革とチェンジ・マネジメント
・タレントマネジメント
・サクセッションプログラム
・トータルリワードの浸透

グローバル人財という言葉は、イメージとして明確のようだが、多くの人がこの言葉を使って話すとき、思いは必ずしも同じではないように感じる。一言で言えば、「世界のさまざまな人たちといっしょに仕事ができる人」ということになるのだろうか。それを可能にするのが、「コミュニケーションであり、日本的な枠組みや習慣を越えて仕事ができる人」ということになるのであろう。

そのとき最も重要になるのは、意思を伝え合える言葉である。グローバルな共通語となった英語の重要さは言うまでもない。本書にも、ところどころ英語について発言がなされているが、日本人が英語を苦手としている根本問題には、なぜか誰も触れない。英語ができることは当然とされているようである。
巻末特別インタビューのタイトルは、「日本の課題としての英語とイノベーション」となっているが、竹中平蔵氏は英語のことについてほとんど語っていない。
英語ができることが全てではないが、日本人が「グローバル時代を勝ち抜く」には必須のツールではないのか。



先週の新刊 人財関連
   

先週の新刊 ビジネス教養
   


 
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5. ケースで学ぶメンタルヘルス マネジメント編
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:コンサルタント清水千博のスキル標準活用の成熟度モデルへ ITSS/UISS/ETSS/新情報試験制度を斬る! 第6回
平田周の「知的好奇心が人生を変える」 なぜ好奇心が大事なのか
心理学博士 奥村幸治の“「知る」「分かる」「変わる」科学“ 第10回 成長し続ける意義 〜 脳の成功回路の形成 〜
顧客志向の次世代マーケティング ”顧客見える化”の視点から 将 顧客ロイヤルティとサービス価値の ”見える化”
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